今日は朝からいいお天気で、仕事もやるぞ~!って思っていた矢先、
LINEの通知音が「ピコーン、ピコーン、ピコーン」
一人暮らししている娘から、「荷物届いたよう」っていう連絡かなと、嬉しく思いながら携帯を見てみると、得意先から、不良品の報告と、画像が一緒に、「ガビーン!」
ハツコまたやらかしたか?!社長に怒られる!
すぐに在庫を確認、丁度あったので、すぐ連絡、お昼から持っていくことになりました。
不良の原因は押しバネの研磨の時、砥石がバネを引っ掛けてしまって、品物が切れたみたいです。
そんなとき研磨機はすごい音がするので、だいたいわかるのですが、小さい品物だったので音がしなったみたいです。良品に混ざっていました。スミマセン。
うちの研磨機です
お昼休憩が終わり、社長と一緒に得意先へ向かいました。
豊中にあるこちらの得意先はちょうど、うちと同じようにご夫婦でうちと同じ頃に商売を始められ、機械屋さんを通して、お取引させていただくようになった会社です。
今は株式会社にして、うちよりも大きくお仕事されていて、うちが目標とする存在になりました。
久しぶりに社長とも奥様ともお話ができ、不良品のお詫びと代替品を渡すだけのつもりでしたが、
近況報告やらで話が弾み長居してしまいました。
お忙しい中なのにすみませんでした。
Y社長のお話によると、Y社長は今のような分間何百個も製造するような機械ばかりある工場には魅力を感じないそう。
昔の職人さんが自分で作った道具で、加工して製造する、そんな工場が好きだとおっしゃっていました。
機械で作られるバネは、曲げるときに伸びてしまうので、昔の手加工によって作られた製品より、持ちが悪いそうです。
手加工のほうがバネ性があるそうです。
よく言う、昔のものは壊れないとか、丈夫というのはそういうことなんですね。
昔に戻ることはできませんが、いいものは生かして新しいやり方で融合していく、
大手にはできなくて町工場ができること、そんな事ができればいいなと、漠然とではありますが、
思える一日になりました。
今日はこのへんで、おおきに!
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中田発條製作所
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